あれからどれくらいたっただろう、、アキラは、あれからずっと、
ハミルを優しくなでながら見つめていた、、
ハミルはまだ、消え入りそうな声で、、強くアキラを抱きしめながら、、小さく泣いていた、、

『・・・・・ック・・・ぅぇ・・・ヒック・・・アキラぁ・・・ぇぐ・・』

その姿は、まるで助けを求めているような子猫のように、可愛らしく、愛しい、
それでいて、思わずドキッっとしてしまう大人っぽい、とても同年代とは思えないほどに
美しく、セクシーだった、、

『・・・・・ぇぅ・・・はなれたくないよぉ・・・ひとりに・・ッゥ・・しないでよぅ・・・・』

「ハミル・・・」

二人は、長く、熱いキスをした、、、
チュ・・・・チュク・・チュク・・・
「・・・んっ・・・・ぅん・・・・ハフ・・・・んく・・」
『・・・・・ぁふ・・ック・・・んぁ・・・・・・っぁ・・・』

キスが終わったあと、二人は無言でお互いに目で合図を送った、
そして、見つめ合ったふたりの間に何かがはしった、
二人は静かに着ていた寝間着を脱ぐ・・・・

ハミルは、そっとアキラの上にのった、
アキラは、なんの抵抗もしなかった、しばらく二人で見つめ合っていた、

『・・・・』

「・・・・」

ハミルの目には、まだ涙がにじんでいた、
まだ涙の余韻が残る目を、ゴシゴシとこすり、そっと囁いた、

『・・・離れたくないよ・・・ずっといっしょにいたいよ・・・淋しいのは・・もう沢山だよ・・』

「ハミル・・」

ハミルはゆっくりと下腹部に移動していく、
そして、アキラの腰をまたぐ形になり、
ゆっくりと、自分の腰を下ろしていった、

ヌプ・・・・

『ァあ・・・・ぅ・・』

ハミルが切ない声を漏らす、、
少し、また少しとアキラはハミルに包み込まれていった、
そして、途中で少し引っ掛かった、

ヌプ、、プ、、

『・・あぁ・・ック・・・っん・・・』

しかし、その引っかかりもすぐに解け、
二人は完全につながった、

『んぁぁ・・・おっきくって、、、あっついよぉ・・・すごく・・かたい・・・ぁふ・・
 つ・・つながってるだけで・・ぁう・・・感じちゃうよぉ・・』

とても始めてとは思えないほどに二人はすんなりとつながった、
痛みなんてこれっぽっちもハミルは感じていなかった、
ゆっくりとハミルは腰を前後に動かす、

クチュ・・ちゅく・・ちゅく・・クチュ・・

『あっ・・ふぁぁ・・・っん・・・ぁく・・・あぁぅ・・・・ぁん♪』

「・・・はぁ・・・はぁ・・・ック・・・っん・・・」

ハミルのなかで擦れあう感触と、どんどん蜜が溢れてくる
二人の結合部から発せられる淫らな音が二人を快楽の渦へと突き落としていく、

クッチュクッチュクッチュクッチュ・・・・・・・・・

『ァッァッ・・・・・ぁんっ・・ふぅぁぁ・・・・い・・イイ・・・ぁっく・・ぅん・・・』

「・・ハッハッ・・ハァ・・ウッ・・ハァ・・ハァ・・・」

徐々にハミルの腰の刻むリズムがはやくなっていき、
だんだんと前後の動きから上下の動きに変わってくる、

クッチクッチ・・・ズプ・・ズプ・ズップ・・ズップ・・
擦れるだけだったハミルの中をアキラのものが深く貫く、

「んっ・・・っく・・・ハァハァハァハァ・・・・」

『んぁぁ・・・っん!っっく・・・・・ぁ・・や・・・あぅぅん!あっぁっぁっあぁ!!も・・
 もっとぉ・・もっとほしぃのぉ・・・ぇう・・はぁっはぁっはっはっ・・ックぁ!・・』

すっかり欲望の虜になり、獣のようにアキラを求めるハミルのからみつくような
喘ぎ声にたまらずアキラも強く腰を動かした、二人の動きがタイミング良く重なりリズミカルに
ズン、ズン、とハミルの一番深いところを何度も何度もアキラのものが貫く、

『あきゃぁぁ!!うんっあぁっ、ぁふっくっぁぅう・・い、、イイ・あっぁっぁ♪
 気持ち・・イイよぉ・・アキラ・・アキラァ!!な、、なんかくるよぉ!!
 あぁんんん!!あっぁふっぁっぁっぁぁぁぁ・・・』

「くっ・・うぁぁ・・・んっはぁっ・・・お・・俺も・・・そろ・・そろ・・っぐ・・・」

『あぁんぁぁぁっっっっ・・・ふぁぁぁぁっ・・や・・いやぁ・・・あっく・・・
 アアアアァァアァァァァーーーーー・・・・・・・・』

ハミルはすぐに絶頂を迎えた、それと同時にハミルの中にアキラの熱いものが
勢いよくほとばしった・・

「っく・・・ングァ!!・・・あぁ・・ウアァァァーーー」
ビッビュルビクッドクッドク、ドクドク・・・・・・・・

『あぁぅっ・・あつっ!・・熱いぃ・・・ぁぁぁ・・・アキラから・・でてるぅ・・とまんないよぉ・・・』

ようやく発射がおわると、二人はぐったりしていた、ハミルは、ぐったりしながら
アキラの上にもたれかかったいた、二人はゆっくり、はぁ、はぁ、とかたでいきをしていた、

『・・・アキラァ・・はなれたくないよぉ・・・ずっと・・こうしていたい・・・
 ずっとつながっていたいよぉ・・・一人にしないでよぉ・・・
 私を・・おいていかないで・・・』

ちゅく・・ちゅく・・・くちゅ・くちゅ・・・・

目を潤ませながら、必至にアキラにすがりつく、ハミルの腰は、再びゆっくりと前後に
スライドする運動を始めていた、

『やぁ・・・ん・・ぁう・・と・・とまんないよぉ・・・腰・・とまらないよぉ・・・』
アキラの精液と自分の愛液を股から滴らせながらハミルは腰を動かし続ける
「ぅ・・ハ・・ハミル・・愛してる・・ぅっく・・・・」

『ぁうん・・・・気持ちいいよぉ・・・きもちよすぎて・・・
 おかしくなっちゃいそうだよぉ・・・ぅぁっ・・あふぅ・・・』

昼から行為を始め・・夕方になり・・夜になり・・・人々が寝静まる時間になっても・・
小鳥のさえずりが耳につく時間になっても、、二人は愛を確かめ合い、お互いを求めあっていた、
幾度と無く絶頂を迎え、何度も発射した、
それでも二人の行為はつづいていた、外は秋も終わりに近付き、肌寒くなり、
木々の紅葉したはが落ちる季節、
寒いはずのこの部屋を、二人の熱い吐息が、身体からあふれ出す熱気が、
この空間を桃色にそめ、むしかえるような熱気を帯びさせていった、
そして、、何度も何度もお互いを確かめ合い、体力の限界に達したふたりは、
つながったまま、気絶するように深い眠りに落ちていった、
ハミルはもっとも愛する人の胸の中で、
アキラはもっとも愛する人をその胸に強く抱きしめながら、、、

刻一刻と、、、決断の時はせまっていた・・・・・


つづく

一応これ書くときに少し勉強したんですよ、
ちょっとはうまくなったでしょ?(^−^;)(笑

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